5.塗装
ついに最後の作業です。
やっと終わりが見えてきましたね!!
ココで用意するのは
塗料
塗料皿(私は卵の空きパックで代用
薄め液(塗料に合った物を
筆
マスキングテープ
調色スティック
辺りでしょうかー。
しょっぱい初心者が解説もどき。
一番重要な塗料の種類ですが大きく分けてラッカー系塗料、水性塗料があります。
ラッカー系は塗料を薄めたり、道具を洗う際には専用の薄め液を使わなくてはいけません。
そしてラッカー系の塗料のために匂いがキツイです。
ですが、乾きが早く塗膜が強いのが特徴です。
エアブラシでの塗装にはベストな塗料で
ピンキーの発売元クレオスから発売されているMr.カラーが色数も多く有名です。
私は匂いに耐えられる自信が無いのでパス。
もう1つは水性塗料系。
水性の名の通り、希釈も用具の手入れも水が使え、乾けば耐水性になります。
ラッカー系に比べて乾きが遅く、一部粒子が粗いのが欠点だそうで。
その代わり伸びが良いので筆塗りには向いています。
乾きの遅さは専用の薄め液を使うことで少しは解消される気がします。
甘い臭いがする(?)
クレオスの水性ホビーカラー、タミヤのアクリル塗料があります。
あとエナメル塗料。
基本的に使わなくて良いんじゃないですかね?
瞳のハイライトなんかに使うと良いとか聞きます。
希釈等に専用の溶剤が必要です。
タミヤから発売。
参考までに公式HP↓
クレオス
http://www.mr-hobby.com/pro.html
タミヤ
http://www.tamiya.com/japan/products/list/acrylic_1.htm
ラッカーと水性を両方使うことも出来ますが
塗り重ねる順番に注意が必要です。
ラッカー → エナメル → アクリル
の順なら下地を侵す心配が無くて良い感じだそうです。
今回はタミヤの水性アクリルを使用しました。
塗装は雨の降っていない日にやるのが鉄則だそうです。
ラッカー系だと白かぶりするそうです。
水性系だと乾燥が更に遅くなります。
ではそろそろ塗り作業に入りましょう。
まず、塗料をよく撹拌します。
そして調色をしない場合はそのまま筆塗り。
調色をする場合は調色スティックやスポイト等で
何滴垂らしたかを数えながら色を作ってから塗ります。
この時、数えながら調色する理由ですが
後で同じ色を再現し易くする為です。
はみ出した部分を修正しようとしてテキトーに混ぜた色をもう1度再現しようとしたけど
上手くいかずに大体こんなもんだ!!と開き直って塗ったら余計に目立つ羽目になったりする。
そんな経験をした私からの貴方へ送るアドバイスです。
塗る順番ですが薄い色から濃い色に塗るようにして下さい。
これは例えはみ出しても、後から隠ぺい力の高い濃い色で隠せるからだと思います。
塗る際の心がけは『薄塗り』です。
水性塗料を厚塗りしてしまうと一見乾いたように見えても
中が生乾きで指紋が付いてしまったりするんです。
なので隠ぺい力の低い色の場合は薄く数回に分けて
乾かしつつ重ね塗りをした方が良いです。
そして完全に乾いていないのにむやみに触らないこと。
指紋が付きます。
マスキングについてですが既に塗った部分にマスキングテープを張る場合
しっかり乾燥させてからにして下さい。
テープの糊の跡(?)が付いてしまって泣けます。
また、マスキングテープは早めに剥がした方が良さ気です。
乾かす事にイライラしてほぼマスキング無しで塗ったりもしましたが・・・・。
塗りに失敗してしまった!!
最初からやり直したいんですけどー。
そんなときはマジックリンで落ちるはずです。
試してみる価値アリですよ。
すべての色が塗り終わったらほぼ完成です。
更に塗膜の強化をしたい場合は水性トップコートを拭きましょう。
拭き方はサフと同じです。
数日間しっかり乾かせば、もう触っても大丈夫です。
貴方だけのピンキーが出来上がった事でしょう。
ちょっと気になる部分があっても自分で可愛いと思えればそれで良いんです。
愛でてあげて下さい。
何か制作での疑問等ありましたら質問して下さい。
私もド素人ですが出来る限り協力させていただきます。
お疲れ様でした!!