2.複製

おゆまるで使いたいパーツを複製をします。
まずお湯を入れる器を用意しましょう。
おゆまるを入れてもお母さんや奥さんに怒られない器が良いと思います。
私の場合はペットボトルの下を切って使いました。
ですが保温性がイマイチなのでオススメ出来ないです。
未使用のカップ麺の容器を使った方が保温されてる時間が長くてイイ感じでした。
その代わりに抜いた中身のラーメンを丼で作ったら何かぬるかったです。

器にお湯を入れておゆまるを投入します。

お湯はポットから直で良いんじゃないかな、と思います。
鍋で沸かしたお湯の方がおゆまるが柔らかくなり易く、伸びも良いのですがね。
コレはお好みで。
2個を下手に入れてしまうと、やたらとくっついてしまうので注意が必要です。
別に混ぜて使っても良いんですが。
割り箸などでで突っついて柔らかくなってきたのを感じたらお湯から取り出して水気を取ります。
熱いです。
何が熱いってお湯が、ですよ。
うっかりおゆまると落としてお湯被ったりしないように注意して下さい。

柔らかくなっている おゆまるに複製したいパーツを押し付けます。

気泡が入らないように注意しながら隅々まで型が取れるようにぎゅーっと。
上の写真の状態からくるっと回して平らなトコに型の余り部分を押し付けて平らにします。

こんなカンジに。

コレでもう片面との噛み合わせがイイカンジになります。
ついでにエンピツ等で凹みを作っておくと後々組み合わせるときの目印になってよいかも。

片面が冷えた所でもう片方もぎゅーっとおゆまるを押し付けます。

ハイ、ぎゅーっと。

冷たくなって分けたら型の作成は完了です。
こんなカンジ↓

さっきとパーツが違う?
アハハ、撮り忘れたんだよ!!(ぶっちゃけた
上手く型が取れてなかったらもう一度お湯につけてやり直してください。

さて、次に用意するのはパテです。

A剤とB剤を同じ量切り出し、よーく混ぜましょう。
硬化前のパテは人体に有害らしいので
この時、ゴム手袋をするか手にリップクリームなどを塗って作業しましょう。
メンタムよりヴァセリンを塗って作業する方が勝手が良かった気がします。
綺麗に混ざったら型に詰めます。
両方の型にパテを詰めて合体させる感じです。
型に密着させて隅々まで粘土が行き届くと良い感じです。
あまり入れすぎるとバリが出来て修正がめんどくさくなりますが
入れなさ過ぎると両面がくっつきません。
程々が大事です。
まぁ気づかず硬化させた後にくっついていなかったら
間にパテを足して接着しなおせば大丈夫です。
足は立体的なので抜き難いかもしれません。
靴パーツで外せるものの場合は外して別々に型を取るという手もあります。
腕も同じく。
人差し指を立ててるTシャツパーツの手等は外れますよ。

この時、前髪パーツと後ろ髪パーツの場合は注意が必要になります。
凹凸部分がなかなか上手く出来ないのです。
その為、便利アイテムとして『2.5mmプラ棒』があると良い感じです。
無い場合は近い太さで。
爪楊枝だと少し細いんですよねー。
私の場合は風船スティックを使いました。
少し太いんですが物自体がそんなに硬くも無いので削って使ってます。
削るのがメンドクサイのでやっぱり2.5mmプラ棒がベストなんだろうな、っと思います。
前髪パーツが良い感じになってきた辺りで
削り方間違えてガッポガポになってしまったんですよ。
おかげで2.5mmプラ棒買ってきましたよ。

やっぱりコッチのがベストでした。

さて、凸凹部分での注意ですが、まず簡単な凹部分。
おゆまるで、ぎゅーっと強めに押して綺麗に型抜きをして
更にエポパテをしっかり詰め込んで硬化させればイイカンジに仕上がります。
穴が狭かったり浅かったりする場合はピンバイスを使って穴を削り、広げます。
大きさは公式ピンキーが2.5oなので2.5oピンバイスで広げるのが一番正確でしょう。
ですが我が家にあるピンバイスは3oしかありません。
なので3oで開けた後にパテを入れてメンタムを塗った既成パーツと組み合わせて硬化を待ちます。
コレでグッとはまりが良くなった凹パーツの複製完了です。
メンタムですが、既成パーツの手で触る部分には全てつけておいた方が良いと思います。
後で触ってしまってなかなかパテが取れず心が凹むよりはずっと良いです。

続いて凸パーツ。
コチラで2.5oプラ棒の登場です。
おゆまるで型を取る時点で結合部分を重点的に押し付けて型抜き。
パテ詰める前にメンタムを塗った爪楊枝やプラ棒で型の凹部分(結合する為の棒部分)を貫きます。
気持ち的には貫け、俺の武装錬金で。(謎

このように↓

1度既成パーツと組んでみて角度を確かめます。
そのままの角度を脳内で覚えていながら型にパテを詰めます。
そして硬化まで放置しておきます。
いじると角度がズレてしまうので硬化待ちでそこらに置く時は
棒が上を向く様に置いて下さい。
無事に硬化したら入れた棒を抜いてちょうど良い長さにカットします。
最初から長さを調節しておけば1度抜いて長さ調節をする必要は無いかもしれません。
私の場合は1度棒の位置がズレて回りを削って棒を外すトコから始める羽目になったので
硬化後に棒が外れるようにメンタムを塗って作業したまでです。
調度良い長さになった棒を既成パーツの後ろ髪に差し込みます。
ソレを目掛けてエポパテを穴部分に軽く詰めた前髪とくっつけます。
そのまま硬化待ち。
もし硬化してもグラ付くようでしたら瞬着やエポパテで詰めて下さい。

ボディの場合は複製上半身パーツにある程度穴を開けて
エポパテ詰めてメンタム塗った既成パーツと組めばオッケーデス。
ようは先程の頭と同じですね。
下半身の場合は逆になるですが
複製の時点で結構イイカンジに出来てると思うんで書かなくても良いですかね?

型から抜いたもののバリを取って
気になる部分があったらヤスリをかけて複製は完了です。
おめでとうございます。
ですがココからが勝負です!!

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